1995年(平成7年)11月5日に鎌倉日仏協会の設立委員会が「欧林洞」で開催されて以来20年、2015年(平成27年)11月6日(金)午後6時より一般社団法人 鎌倉日仏協会の創立20周年を祝う記念パーティーが、鎌倉材木座のレストラン
「アマンダン・ブルー鎌倉」で開催されました。 日仏国旗で飾られた会場の正面ガラス窓からは沈みゆく太陽が海を金色に染め、美しいライトブルーの海が穏やかに広がっていました。 出席者は65名、ほとんどの方がレストランの送迎バスで到着された午後5時半からウエルカムドリンクが供されました。会場入り口と会場正面の生花は中西道子さんと足立玲子さんの作品、会場左手の一角は得居百合子さん指導によるお茶席が設けられました。 パーティーの開会は午後6時に、山崎宗城副会長の司会でプログラムに沿って(1)佐野昭三会長の挨拶から始まり(2)日本酒樽鏡開きが、ハッピ姿の佐野会長とAFJ(在日フランス人会)会長のベルナール・スロックさんにより、坂麗水さんの薩摩琵琶の撥 の音に合わせて行われました。(3)坂麗水さんの「扇の的」の語りと琵琶が続き(4)乾杯へと続きました。ちょうど鎌倉市長 松尾崇さんも会場に到着され、来賓代表のベルナール・スロックさんの挨拶と共に、松尾市長の挨拶も加わり、一斉にシャンパンで乾杯となりました。 今回の創立20周年のパーティーには創立当時の会員もお呼びしました。当協会創立者の新田俊三教授は亡くなられましたが、(5)御子息の新田 晃さんから“協会設立の頃”について短い挨拶をしていただき、前半の記念行事を終わり、ここからは歓談と会食の時間となりました。またお茶席のサービスも始まり、来賓の方々からお手前のお茶を楽しんでいただきました。 司会は中西麻衣子さんに交代して、(6)ハーモニカ独奏:長谷川哲夫さんによる曲目ドビッシーの「月の光」ピアノ伴奏:篠塚裕子さん(7)トリオ・ペンタグランマの演奏:前澤悦子さん(violin),石井和子さん(viola)、篠塚裕子さん(piano)によるクラッシック音楽を楽しみました。 20周年を記念して20本のローソクを燈した大きなケーキが正面のテーブルに運はれ、 協会誕生を祝ってシャンソン・グループによりハッピイ・バースデイが歌われました。 恒例となっているシャンソン・グループのコーラスにはAFJ副会長のクリス・ピュイッサンさんも加わってポプラ―のレパートリーを歌っていただきました。 レストランのお食事も量・質ともに出席の皆さま満足のいくものであり、ロゼのシャンパンさらに中西麻衣子さん寄贈のモエ・シャンドンのシャンパンマグナム瓶も開け、鏡開きの樽香のきいた日本酒もそろって飲み物も満足のいくものであったと思います。 午後の8時を回ったころ最後にシャンソン“オ・シャンゼリゼ”を‟オ・かまくら“に替へて全員で歌い、記念撮影をしてお開きとなりました。 当日に合わせて出版された会報アルカンシエルを出席者に配布し、また創立20周年記念バッジの販売、9月に開催した「フランス語スピーチコンテスト」の冊子配布も行いました。 |