概要
鎌倉日仏協会は、1995年(平成7年)、故新田俊三氏(初代会長)を中心に、フランスと日本の市民レベルの交流を目的に設立された非営利団体です。現在の主な活動は、シャンソン教室、フランス料理教室、フランス語原書購読会、フランス文学読書会、フランス文化を語る「サロン・ド・フランス」、在日フランス人団体との交流となっております。
鎌倉日仏協会は、1996年4月新田俊三教授を会長とし会員数14名で設立されました。
「ところで設立者達は何を考えたか。設立時のメンバーたちは新しく発足するこの日仏協会への大きな期待を持って数々の計画、抱負、夢の熱い想いを語っていました。」これは、2005年11月の10周年を記念して発行された我々の会報「Arc-en-Ciel」の巻頭文からの引用です。
その抱負、夢はこの会報にちりばめられていますが、原点は、この会報1号で新田教授が、鎌倉日仏協会について語っている「鎌倉日仏協会が鎌倉市民がフランス文化に接する良い場となること、日本文化をフランスに紹介する為の良い窓口になること、鎌倉と云う地域に根ざした日仏文化交流を目的とする。」と述べ、国と国との交流とは違った市民レベルでの交流の在り方を考えたいと云っている処にあります。
鎌倉日仏協会はこの精神を底流として設立され肩肘を張らない日仏交流を目指して今日まで運営されて来ました。 設立から15年、現在会員数は93名となり活動している部会は11部会になりました。 各部会の状況はこのホームページでご覧頂く通りです。
2011年4月1日から鎌倉日仏協会は「一般社団法人鎌倉日仏協会」に生まれ変わりました。 今までの任意団体から法人格をもった団体に切り替える目的は、第三者による名称の誤用を避けることと、法人名義で契約等の法的行為を可能にするためであり、社会的存在となった鎌倉日仏協会の性格を反映する為のものです。 昨年の総会で提案し一年かけて検討してきて今年1月の臨時総会で御承認を得て4月1日に登録できました。
15年前に会員数14名で発足した我々の協会が此処まで来たことに若干の感慨をお持ちの方々も多いと思いますが、設立者達の夢を達成する道はまだまだ遠く、その上に更に新しい夢を持って高みを目指して歩き続けて行きましょう。
2011年4月 一般社団法人鎌倉日仏協会 会長 佐野昭三
鎌倉日仏協会は、1996年4月新田俊三教授を会長とし会員数14名で設立されました。
「ところで設立者達は何を考えたか。設立時のメンバーたちは新しく発足するこの日仏協会への大きな期待を持って数々の計画、抱負、夢の熱い想いを語っていました。」これは、2005年11月の10周年を記念して発行された我々の会報「Arc-en-Ciel」の巻頭文からの引用です。
その抱負、夢はこの会報にちりばめられていますが、原点は、この会報1号で新田教授が、鎌倉日仏協会について語っている「鎌倉日仏協会が鎌倉市民がフランス文化に接する良い場となること、日本文化をフランスに紹介する為の良い窓口になること、鎌倉と云う地域に根ざした日仏文化交流を目的とする。」と述べ、国と国との交流とは違った市民レベルでの交流の在り方を考えたいと云っている処にあります。
鎌倉日仏協会はこの精神を底流として設立され肩肘を張らない日仏交流を目指して今日まで運営されて来ました。 設立から15年、現在会員数は93名となり活動している部会は11部会になりました。 各部会の状況はこのホームページでご覧頂く通りです。
2011年4月1日から鎌倉日仏協会は「一般社団法人鎌倉日仏協会」に生まれ変わりました。 今までの任意団体から法人格をもった団体に切り替える目的は、第三者による名称の誤用を避けることと、法人名義で契約等の法的行為を可能にするためであり、社会的存在となった鎌倉日仏協会の性格を反映する為のものです。 昨年の総会で提案し一年かけて検討してきて今年1月の臨時総会で御承認を得て4月1日に登録できました。
15年前に会員数14名で発足した我々の協会が此処まで来たことに若干の感慨をお持ちの方々も多いと思いますが、設立者達の夢を達成する道はまだまだ遠く、その上に更に新しい夢を持って高みを目指して歩き続けて行きましょう。
2011年4月 一般社団法人鎌倉日仏協会 会長 佐野昭三
沿革
鎌倉日仏協会は1995年(平成7年)11月5日設立準備委員会がレストラン「欧林洞」にて発足した後、翌年1996年4月21日鎌倉中央公民館での鎌倉日仏協会設立総会を経て正式に設立されました。会の発起人はヨーロッパ経済論を専門とする新田俊三教授(東洋大学)で、「市民による地域文化交流」を其の趣旨としております。新田先生は当時、稲村ガ崎にお住まいでしたが、趣味として囲碁を良くし、1985年5月3日に鎌倉囲碁倶楽部が開設されると、其の常連となり翌年5月3日に当倶楽部が日本棋院鎌倉中央支部の認可を得ると共にその初代会長となりました。欧州共同体・共通農業政策からユーロ市場誕生への国際金融専門分野の研究を通してフランスを愛し、日本とフランスの市民同士の交流に其のロマンを抱かれた先生の思いが協会の設立になりました。
この間1996年1月21日には、会員の深江ゆか「シャンソン・プチ・コンセール」を欧林洞にて開催し、鎌倉日仏協会への会員募集を行いました。1996年(10月11日―18日)鎌倉市・ニース市姉妹都市提携30周年記念「鎌倉市民ニース市訪問団」が、鎌倉日仏協会の篠塚裕子団長以下20名の構成でニース市を訪れ、ホテルプラザでのレセプションには、ニース市助役ジュール・ルシオーニ氏、仏日協会会長マリー・テレーズ・ブルヴニス・デュ・セリニイ夫人や市民の方が出席、その後、ニース市長Jacques Peyrat氏を表敬訪問し、鎌倉市長よりのメッセージを届けました。ニース市からは其の2週間後の10月28/29日にオバディア市長代理、ルシオーニ助役、デュ・セリニイ夫人ら9名の鎌倉市への返礼訪問が続きました。翌年1997年6月には、鎌倉市は「ニース・鎌倉姉妹都市提携30周年」記念事業の一環として、竹内鎌倉市長を団長に、日本の武家文化の一つである武田流流鏑馬騎射式の公演を、当協会の会員である金子家教奉行(日本弓馬会会長)以下9名の射手共々、ニースを訪れ、カーニュ・シュール・メールの競馬場(コート・ダジュール競馬場)で行いました。カーニュ・シュール・メール市長、松浦特命フランス全権大使、仏日協会会長デュ・セリニイ女史、武田式フランス弓馬会会長ジャン・ノエル・フランソワ氏、ニース市助役オバディア女史等を始め約3000名の観客が集まりました。
2001年は、「ニース・鎌倉市姉妹都市提携35周年」であり鎌倉日仏協会会長新田俊三氏が団長となり友好使節団を編成し9月27日―10月3日ニース他モナコ、マルセイユ、エクス・アン・プロバンス、アヴィニヨン等を訪れました。ニース市役所訪問のあと、グランドホテル・アストンにて協会員12名は書道、華道、薩摩琵琶、日本の歌とシャンソン、邦楽舞踊を披露しニース市民との友好を深めました。初代会長新田俊三氏は、ユーロ紙幣とコインが市場に登場した2002年1月1日の翌月2月8日に亡くなりました。
現在は三代目の佐野昭三氏が会長を務めております。2005年11月12日には「協会設立10周年記念」の催しとして講演「フランス人と政治」(講師:なだ いなだ氏)とクラシックコンサート「フランス歌曲と日本歌曲」(歌:田中直子・ピアノ:佐野清彦)を鎌倉商工会議所ホールで行いました。会員は、100名(2011年4月1日現在)です。
この間1996年1月21日には、会員の深江ゆか「シャンソン・プチ・コンセール」を欧林洞にて開催し、鎌倉日仏協会への会員募集を行いました。1996年(10月11日―18日)鎌倉市・ニース市姉妹都市提携30周年記念「鎌倉市民ニース市訪問団」が、鎌倉日仏協会の篠塚裕子団長以下20名の構成でニース市を訪れ、ホテルプラザでのレセプションには、ニース市助役ジュール・ルシオーニ氏、仏日協会会長マリー・テレーズ・ブルヴニス・デュ・セリニイ夫人や市民の方が出席、その後、ニース市長Jacques Peyrat氏を表敬訪問し、鎌倉市長よりのメッセージを届けました。ニース市からは其の2週間後の10月28/29日にオバディア市長代理、ルシオーニ助役、デュ・セリニイ夫人ら9名の鎌倉市への返礼訪問が続きました。翌年1997年6月には、鎌倉市は「ニース・鎌倉姉妹都市提携30周年」記念事業の一環として、竹内鎌倉市長を団長に、日本の武家文化の一つである武田流流鏑馬騎射式の公演を、当協会の会員である金子家教奉行(日本弓馬会会長)以下9名の射手共々、ニースを訪れ、カーニュ・シュール・メールの競馬場(コート・ダジュール競馬場)で行いました。カーニュ・シュール・メール市長、松浦特命フランス全権大使、仏日協会会長デュ・セリニイ女史、武田式フランス弓馬会会長ジャン・ノエル・フランソワ氏、ニース市助役オバディア女史等を始め約3000名の観客が集まりました。
2001年は、「ニース・鎌倉市姉妹都市提携35周年」であり鎌倉日仏協会会長新田俊三氏が団長となり友好使節団を編成し9月27日―10月3日ニース他モナコ、マルセイユ、エクス・アン・プロバンス、アヴィニヨン等を訪れました。ニース市役所訪問のあと、グランドホテル・アストンにて協会員12名は書道、華道、薩摩琵琶、日本の歌とシャンソン、邦楽舞踊を披露しニース市民との友好を深めました。初代会長新田俊三氏は、ユーロ紙幣とコインが市場に登場した2002年1月1日の翌月2月8日に亡くなりました。
現在は三代目の佐野昭三氏が会長を務めております。2005年11月12日には「協会設立10周年記念」の催しとして講演「フランス人と政治」(講師:なだ いなだ氏)とクラシックコンサート「フランス歌曲と日本歌曲」(歌:田中直子・ピアノ:佐野清彦)を鎌倉商工会議所ホールで行いました。会員は、100名(2011年4月1日現在)です。
鎌倉日仏協会 機関紙 ARC-EN-CIEL
鎌倉日仏協会の機関紙のARC-EN-CIELは、年2回発行されます。会員の皆様の日頃の活動の報告、旅の思い出等楽しい記事が満載されております。会員の皆様には無料で配布されております。会員で無い方でご希望の方は、事務局にお申し込みください。
一部300円(送料込み)で郵送致します。
事務局:篠塚裕子 TEL/AX:0467-24-2439
一部300円(送料込み)で郵送致します。
事務局:篠塚裕子 TEL/AX:0467-24-2439
会則
鎌倉日仏協会は、1995年11月に設立され、15年になる。もともとフランスの分化や芸術、言語系に興味ある人達が集まって作ったものであり、法的には、何ら認知されることもなく、任意の団体として日仏間の文化交流と友好親善のための活動を進めて来た。
しかし、近年、会員数が増加し、活動も多岐に渡るようになるにつれ、この協会を単に友好、任意団体にとどめるのでは無く、法的な認知を受けようということになった。そして、本年(2011年4月1日)をもって、「一般社団法人鎌倉日仏協会」として、法人格を取得し、新たな活動に向け出発することになった。
以上、新しく制定した一般社団法人鎌倉日仏協会の「定款」の主要点を数点ご紹介したい。
(1)当協会の目的は、「フランスに深い関心を持つ者が集い、会員相互の親睦を図るとともに、鎌倉市民とフランス国民 との地域及び文化交流を促進することにより、国際相互理解と友好を深める」ことである。(定款第3条)。
(2)このため、次の事業を行う。(定款第3条)。
① フランスとの学術、文化、芸術、スポーツその他各種交流の促進。
② 会員及び鎌倉市民と友好関係にあるフランス市民、団体、都市等との交流の促進。
③ その他、当協会の目的を達成するために必要な事業。
(3)当協会の趣旨に賛同する者は、誰でも入会申込書を提出し、会長の承認を得ることことにより入会できる。(第6条)
会員は、入会金及び会費を納入しなければならない。(第7条) 又、会員は、退会届を 提出することによりいつでも退会できる。(第8条)。
(4)当協会の重要事項については、全て総会において決定する。(第12条~15条)。
(5)当協会には、役員として3名以上、15名以内の理事、1名の幹事を置く、その各々は、総会において選任する。 (第18条~19条)又、役員の任期は、2年とする。(第22条)
(6)当協会の活動により生じた剰余金については、会員間で分配することはしない。又、当協会が清算する場合において有する 残余財産は、鎌倉市に贈与する。(第33条)。
しかし、近年、会員数が増加し、活動も多岐に渡るようになるにつれ、この協会を単に友好、任意団体にとどめるのでは無く、法的な認知を受けようということになった。そして、本年(2011年4月1日)をもって、「一般社団法人鎌倉日仏協会」として、法人格を取得し、新たな活動に向け出発することになった。
以上、新しく制定した一般社団法人鎌倉日仏協会の「定款」の主要点を数点ご紹介したい。
(1)当協会の目的は、「フランスに深い関心を持つ者が集い、会員相互の親睦を図るとともに、鎌倉市民とフランス国民 との地域及び文化交流を促進することにより、国際相互理解と友好を深める」ことである。(定款第3条)。
(2)このため、次の事業を行う。(定款第3条)。
① フランスとの学術、文化、芸術、スポーツその他各種交流の促進。
② 会員及び鎌倉市民と友好関係にあるフランス市民、団体、都市等との交流の促進。
③ その他、当協会の目的を達成するために必要な事業。
(3)当協会の趣旨に賛同する者は、誰でも入会申込書を提出し、会長の承認を得ることことにより入会できる。(第6条)
会員は、入会金及び会費を納入しなければならない。(第7条) 又、会員は、退会届を 提出することによりいつでも退会できる。(第8条)。
(4)当協会の重要事項については、全て総会において決定する。(第12条~15条)。
(5)当協会には、役員として3名以上、15名以内の理事、1名の幹事を置く、その各々は、総会において選任する。 (第18条~19条)又、役員の任期は、2年とする。(第22条)
(6)当協会の活動により生じた剰余金については、会員間で分配することはしない。又、当協会が清算する場合において有する 残余財産は、鎌倉市に贈与する。(第33条)。