平成28年新年会 日時:平成28年2月13日(土)17時―20時 会場:銀座アスター鎌倉賓館 出席者:33名
箏演奏:黒田文子さん(会員) 恒例の新年会は立春も過ぎて、「春隣り」の季語がぴったりの暖かな2月13日夕刻に開催されました。 新年会は年初めの最初の会員同士の初顔合わせと親睦会が狙いです。 女性の出席者の中には、着物姿の装いで出席された方もおり、当日のプログラムの最初を飾る「箏の演奏」と相まって日本的な新年会となりました。 ① 箏の演奏 「六段の調べ」:この曲は江戸時代初めに箏の基礎を築いた盲目の音楽家の八橋検校 (やつはしけんぎょう)によって作られました。お箏の形をした京都のお菓子八つ橋はこの八橋検校にちなむと言われています。 「輪舌」(りんぜつ):宮城道夫作曲 宮城道夫は明治から昭和にかけて活躍した箏の奏者・作曲家です。「春の海」をはじめ多くの曲を作曲し、箏の近代化に貢献されました。 「島唄」:7音の西洋音階の曲。南国のゆったりした雰囲気の島唄です。 「花は咲く」(東日本大震災応援歌):復興への祈りを込めて。 ② 出席者全員で記念撮影 ③ 乾杯・祝電披露・会食/歓談・「シャンソンを楽しむ会」のメンバーによるシャンソン・コーラス 立木稠子会員(大分日仏協会会長・レジオンドヌール叙勲者)の乾杯の音頭に続き 早稲田夕季会員(神奈川県議会議員)からの祝電披露があり、歓談となりました。 ここ銀座アスターの中華ビュッフェはいつも美味しくて会員に好評です。 シャンソングループのコーラス(ピアノ篠塚裕子さん)は3曲「パリの屋根の下」「待ちましょう」「フルフル」でした。ポプラ―な曲で、口ずさむ方が多かったです。 楽しい新年会でした。(報告:山崎宗城) 平成28年(2016年)2月7日(日)
座禅会:午前10時に円覚寺入口に集合した参加者は在日フランス人会(AFJ)13名と鎌倉日仏協会から2名の合計15名でした。 座禅道場は「居士林」で、座禅の指導は黄梅林副住職の内田一道師です。 玄関の間で荷物を預け、臨済宗の座禅の方式で広い道場の正面に副住職が座し我々研修者は相対する形で窓側と山側に座しました。 先ず研修者に座禅に対する、各自のイメージの問いがあり、座禅の姿勢の指導の後10分間の座禅に入り、途中10分間の休憩の後、さらに警策を加えた10分間の座禅を行いました。最後に座禅についての質問を研修者から受けて1時間の座禅を終わりました。参加者からは大変良かったと感想をいただきました。 昼食会:鎌倉佐助の笹野邸「佐助サロン」の昼食会は予定より2名の追加があり、お弁当の数で少々慌てましたが、「日影茶屋」の花籠弁当もおいしく、ワインも充分に用意されましたので楽しくいただきました。 コンサート:① 「山桜の歌」福原道子(笛) 楽器:篠笛と能管の説明:福原道子 ② 「竹の唄」 福原道子(笛) ③ 「扇の的」の解説:坂 麗水 ④ 「扇の的」 坂 麗水(薩摩琵琶と語り) ⑤ 「遠干潟」「鎌倉(小学唱歌)」解説:坂 麗水 ⑥ 「遠干潟・鎌倉」坂 麗水(琵琶)、福原道子(笛) ⑦ 「花の寺」の解説:福原道子 ⑧ 「花の寺」福原道子(笛)、坂 麗水(琵琶) 各演奏曲目についてはフランス語による短い通訳が山崎(鎌倉日仏)とマリオン(AFJ)により、行われました。 コンサート後は、笹野邸の日本家屋に移動して、鎌倉市保存指定の部屋を見せていただき、希望者はお茶をいただき、午後の日差しの庭で全員で写真を撮りお開きとなりました。鎌倉らしい日本文化の会でした。 |