一般社団法人 鎌倉日仏協会
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11月のサロン・ド・フランスが開催されました。

29/10/2019

 

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​フランスの文壇サロンに生きた女流作家キク・ヤマタの生涯
講師:マチュー・セゲラ
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日時:2019年11月16日(土)14:00-16:00
会場:鎌倉婦人子供会館2号室 鎌倉市小町1-11-5 ℡:0467-22-0507
主催:一般社団法人 鎌倉日仏協会
講師:マチュー・セゲラ アンスティチュ・フランス客員教授
タイトル: フランスの文壇サロンに生きた女流作家 キク ヤマタの生涯

鎌倉とのゆかりの深いキク・ヤマタの文学活動100周年を記念して、歴史家マチュー・セゲラ教授が、日仏の両親を持つ20世紀の女流作家の人生と作品について講演されました。

キク・ヤマタは、ポール・ヴァレリーやレオナルド・藤田と親交があり、小説家、ジャーナリスト、翻訳家の傍ら生け花の普及にも努めました。19世紀の終わりに生まれたキクヤマタは母語としてのフランス語を維持し、その作品のほとんどを日本と日本人を題材に書き続けました。文筆家としての活動期が20世紀の中期にあたっており、日本という国家が国際社会に好感を持って迎えられ、美術におけるジャポニズムに続き日本の文化一般へ新鮮な関心が向けられていた時代にあっての幸運の時代と、第二次大戦をはさんで後半の不幸な時代を生きました。
彼女は、フランス文学サロンで、1920年代から第二次世界大戦をはさんで1960年代まで活躍し、日本、フランス、スイスをつなぐ文化的な役割を果たしました。
1975年(77歳)で亡くなられ、彼女の墓地はスイス・アニエールにありますが、両親の墓地は鎌倉寿福寺にあります。
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講師:
歴史家であるマチュー・セゲラはパリ政治学院で博士号を取得、現在東京在住。
日本研究のアンスティチュ・フランセ客員教員・研究者であり、東京国際フランス学園の教員。2011年に渋沢クローデル賞、2014年パヴィー賞を受賞。展覧会企画委員長、講演会講師を務め、Clemenceau ou la tentation du Japon 等の著者であり、美術関係著作の共同執筆責任者である。2019年にはActes Sud社よりミカエル・サンシュロンとの共著として、Soulages,D’une rive a l’autre を刊行しています。

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